国宝仏編

国宝を訪ねて

仏像の作られ方

仏像の誕生

インドで生まれた原始仏教に仏像はありませんでした。釈迦の死を悲しみその一部を祀ることを考えました。
遺骨です。

仏像の造られ方

仏像は様々な材料、様式で作られています。

金銅造

 まず、渡来してきたのは金銅で作られた仏像でした。
 

塑造とは?

 塑造とは土造のことです。
 
 

木造

 木造は,日本では最もポピュラーな制法です。

一木造

 まず,一木造りですが,一つの材から像の中心部を彫り出し,腕や天衣などの飛び出し部分は,別材から造り取り付けるものをいいます。
 

一木割矧造

  次に,一木割矧造(いちぼくわりはぎづくり)ですが,これは,一木造の際の内刳り技法がひび割れを十分に防ぎきれないことから,開発された技法です。
 

寄木造

 最後に寄木造ですが,この制法工程は一木割矧造とほぼ同じです。しかし、一木割矧造が一本の木を素材とするのに対し,寄木造は異なる数本の木を素材とする点が大きく異なります。
 

乾漆造

脱活乾漆造

 乾漆造とは漆を素材とする制法ですが,それには二つの方法があります。脱活乾漆造と木心乾漆造です。
 
 まず,脱活乾漆造ですが,これは,塑造と同じように,始めに心木に土を付けておおよその形を造ることから始まります。
 その後、その上から麻布を何枚も重ねて貼っていきますが,その際に漆を用いて定着を促進します。これを乾燥させたところで背面から切り口を入れ,中の土を取り出します。
 空洞となったところに木枠を入れて安定させた上,背後を縫い合わせます。
 仕上げに木屎(こくそう)漆を塗りながら成形していきます。
 乾漆とはこの木屎漆のことを言います。
 
 空洞が多く軽量なのが特徴ですが,麻布を何枚も重ねることから,鋭利な雰囲気をだすことは困難です。しかし,全体としては柔らかい感じがでることになります。

木心乾湿造

 次に,木心乾漆造ですが、この制法では,脱活乾漆造が用いた土の代わりに木で心を作ります。また,麻布を用いることなく木心に対し直接木屎漆を塗り細部の造形をします。
 特徴としては,脱活乾漆造に比べて重い,という点をあげることができます。
 木心乾漆造は,脱活乾漆造の後,それを簡便にする方法として考え出されました。そのため,天平後期から多く用いられるようになりました。この木心乾漆造が盛んになったのは,高価な漆の節約とともに麻布の収縮に伴う変形防止にあったようです。
 代表作としては,唐招提寺の千手観音,聖林寺の十一面観音があげられます。

塼造(塼仏・せんぶつ)       

 雌形と呼ばれる凹状の型に土を押し込め,それを取り外し日陰で乾燥させ窯で焼きます。その後,彩色あるいは漆箔を施して仕上げます。
 土を焼いてレリーフのように作り上げます。
 一つの型から造るので量産が可能です。

押出造り(押出仏)

 凸状の原型に銅板等を載せそれをたたいて像を浮かび上がらせるものです。押出仏とも呼ばれます。

 

       


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