同じ職場に居続けることができない

期間工として短期就労する場合、同じ工場で働き続けることができないのがデメリットです。契約社員として働くのが基本なので、法律によって、最長で35ヶ月間しか契約できません。数年が経過してようやく職場に慣れたとしても、その職場で働き続けることは不可能です。期間工として働きたいのであれば、別の工場を探さなければいけません。また、期間工はあくまでも、工場の人手が足りない場合の補充要員として雇われます。そのため、必要なくなると期間満了の前に契約を打ち切られてしまうかもしれません。契約社員は、3ヶ月あるいは6ヶ月の周期で、更新するかどうかを決めます。いつ契約更新を打ち切られてもおかしくはないため、働き続けられるかどうか、不安を感じやすいのもデメリットです。

将来の仕事に活かしにくい

短期就労の期間工は、いつ契約を打ち切っても問題ないよう、工場内で重要な仕事を任されることがありません。基本的には、ロボットでは対応できないような単純作業を任されます。部品を並べるだけ、機械のボタンを押すだけなどの作業を繰り返すことも珍しくありません。そのため、工場スタッフとして、高いスキルを身に付けることは難しいです。働きながらスキルを身につけられる工場であれば、そのスキルを活かして、より待遇の良い工場で働くということもできるでしょう。けれど、短期就労だと、そのようなことはまずできません。そして、期間工の短期契約が終わったら、正社員などに登用するというシステムもまずありません。期間工としての仕事内容を、将来に活かしづらいのがデメリットです。

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