仕事内容の変化や高収入が期待できる
通年雇用の契約を結び、同じ工場で働き続けてキャリアを積んだ場合、工場から責任のある仕事を任せてもらえるかもしれません。工場内で責任のある仕事は、グループの班長や工場長など、管理職が代表的です。工場の仕事といえば、作業や部品の運搬などが主ですが、管理職になれば人材の管理や書類の作成なども仕事に含まれるようになります。そのため、色々な仕事をしたいという人にとっては魅力的でしょう。また、責任者ということで、単純に収入が増えるのもメリットです。管理職になるだけで、年収が100万円以上増えることも珍しくありません。勤続年数による昇給や、資格取得の手当て以外に、大幅に収入を増やせるのが、責任者へのキャリアアップです。
責任者にはリスクがある点に注意
工場内で責任のある仕事を任されると、収入が増えますが、それに伴ってリスクも増えることは覚えておきましょう。担当しているグループや製造ラインでトラブルが発生すると、管理職が対処する必要があります。場合によっては、処罰の対象にもなるかもしれません。よって、自分が管理職に向いているか、責任に押し潰されないかを考えて、キャリアアップをするかどうかを決めましょう。また、管理職になると、工場の作業ではなく、事務仕事がメインになることもよくあります。そのため、管理職に向いていない、作業をする仕事を続けたいという人は、そのことを周囲にアピールしておきましょう。そうすると、必要以上の責任を負わされたり、合わない仕事を任されたりするリスクは下げられるはずです。
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