その他の国宝編 
国宝を訪ねて 
国宝を訪ねてTop 国宝建造物編Home 国宝仏編Home その他の国宝編Home 国宝情報Home
その他の国宝編 東日本ブロック 中部ブロック 京都・奈良ブロック 西日本ブロック
その他の国宝編
6ジャンル
絵画 工芸品(梵鐘・陶器類・その他) 書跡・典籍
古文書 考古資料 歴史資料
  ← 前の国宝再訪 次の国宝訪問 →

出光美術館


        

名称 出光美術館
所在地 東京都千代田区丸の内
起点駅・目安時間 東京駅・15分
経路 JR有楽町駅下車・徒歩5分
国宝建造物 なし 
国宝仏 なし
その他の国宝 2 伴大納言絵詞他
公開 国宝の展示は不定期。
お薦め度 ★★

出光美術館のこと

 東京駅で一時間ほど時間がある時は,こことブリジストン美術館が重宝する。
 有楽町駅からお堀の方に向い5分ほど歩くと堀端に面して帝劇ビルが現れる。
美術館の入り口は帝国劇場の入り口のすぐ右側、出光美術館専用エレベーターがある。
 この帝劇ビル最上階がすべて美術館のフロアーとなっていて陶器の断片を常設展示するもあり、実に見応えがある。これを見ずして焼き物を語ることはできないであろう。

伴大納言絵詞

 絵詞とは,絵巻物の江戸時代頃の呼称だが,国宝「伴大納言絵詞」は、応天門の変を題材にした平安時代の代表的絵巻物。
 伴大納言絵詞は,この事件を、屋根を取り去り室内を描写する「吹抜屋台」の技法を用いながら,エキストラを含め約400人の人物を登場させて描く壮大な絵巻物であり、当時の町衆の暮らしや風俗が子細にかつビビッドに表現されている。 

応天門の変

 866年に,応天門が炎上した。右大臣伴善男(とものよしお)は、左大臣源信(みなもとのまこと)の仕業と讒言し、それに従い源信は邸を兵で囲まれる。しかし、太政大臣藤原良房の進言により囲いを解かれる。その後、目撃者が名乗り出て伴善男は流罪となる。
 絵詞は、これを題材にストーリーを展開させるが、実はこの事件,伴善男が火をつけるに至った動機一つをとっても問題が多く,真相は不明であるが、これを機に伴氏の衰退と藤原氏の隆盛が際だつようになったことは間違いない。
 なお、応天門は伴氏一族が造営寄進したもの。  

絵巻物ストーリー

 絵巻物は、子供の喧嘩にからませて目撃者を登場させている。すなわち、喧嘩をしている一方の子供の親が伴氏の家来筋で、それを笠に着て横柄な態度をとる。その態度に対して,他の一方の子供の親が腹を立て、その親が実は,応天門放火事件の目撃者であった。
 それまで事件との関わり合いを恐れ,名乗り出なかったが,この子供の喧嘩を機に、伴氏が虚言を弄している、と告発することを決意する。 

手鏡「見ぬ世の友」

 手鏡とは,著名な古人の筆跡を帳に貼って観賞用にとりまとめたもの。しかし,時が経つうち,やがて筆跡鑑定の基準本として用いられるようになる。
 古来,手鑑はその製作に疑問の多いものを含め沢山作られたが,それらの中でもこの「見ぬ世の友」の他,「藻塩草」,「翰墨城(かんぼくじょう)」が著名であり,三大手鏡と呼ばれている。いずれも国宝に指定されている。
 「見ぬ世の友」は,万葉集や古今集の断簡全229葉からなる。断簡とは書物の一部が切り取られ,その残ったもの。 

  ← 前の国宝再訪 次の国宝訪問 →
その他の国宝編 東日本ブロック 中部ブロック 京都・奈良ブロック 西日本ブロック
その他の国宝編
6ジャンル
絵画 工芸品(梵鐘・陶器類・その他) 書跡・典籍
古文書 考古資料 歴史資料
国宝を訪ねてTop 国宝建造物編Home 国宝仏編Home その他の国宝編Home 国宝情報Home
copyright. 2002. kokuhoworld .all rights reserved