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東寺

寺号・山号 東寺(教王護国寺)
所在地 京都市南区九条町
起点駅・目安時間 新幹線京都駅・15分
経路 バスまたは徒歩
国宝建造物 5 (国宝建造物編bR7) 
国宝仏 8 (国宝仏編bV
その他の国宝 12 両界曼陀羅図他
公開情報 宝物館の公開は春と秋。
お薦め度 ★★★★

東寺のこと

 都の入口「羅城門」の西と東に京の都を護るべく西寺と東寺が建てられた。その東寺が後年,嵯峨天皇により空海に下賜され,都における空海の活動拠点となる。
 なお,西寺は廃寺となり,かつての面影を求めることはできない。 

絵画4件

両界曼荼羅図

 両界とは,金剛界と胎蔵界の二つの世界を,曼荼羅とは,大日如来を中心とした諸仏の姿をとおして密教の世界観,宇宙観を視覚的に表現したものを,それぞれ意味する。
 約1間四方と意外と大きく,また用いられた色彩の多さと精緻な筆遣いとが相まって,圧倒される。
 金剛頂経の宇宙観をあらわす金剛界曼荼羅には,全部で1461体の仏尊が描かれている。また大日経の宇宙観をあらわす胎蔵界曼荼羅には,全部で409体の仏尊が描かれている。それぞれ智と理,主観と客観をあらわすとされている。

真言七祖像

 真言密教を印度から中国,さらに日本に伝えた八祖のうち空海を除く七祖を描いたもの。
 不空,恵果ら7人の密教伝承者を描くことにより,密教伝来の系譜が明らかにされる。
 なお,余白に書かれた文字は空海の書と言われ,その書体は「飛白体(ひはくたい)と呼ばれ空海が創り出したもの。
 宝物館で春と秋に観覧可。

五大尊像

 不動,降三世,軍荼利,大威徳,金剛夜叉の五大明王が描かれた画幅。院政期には,このような仏画が盛んに描かれるが,本品は,それらの中にあっても,色の用い方,装飾等が細部に至るまで細やかで最高傑作の一つに数えられている。
 宝物館で春と秋に観覧可。

一二天像

  印度神話の中から帝釈天,毘沙門天等12の守護神を描く六曲屏風。平安末期から鎌倉期にかけて活躍した宅間勝賀筆と伝えられる。
 六曲の表裏に12神と梵字(種子)を記す。なお,この梵字は白河天皇の第四皇子しい能筆家として知られた覚法法親王の書と言われている。 
 宝物館で春と秋に観覧可。

工芸品4件

密教法具

 工芸品4件の1つめは,弘法大師空海が唐から持ち帰ったと伝えられる密教法具。五鈷鈴,五鈷杵,金剛盤計3点で1件の国宝指定。 

紫檀塗螺鈿金銅装舎利輦(しゃりれん)

 2つめは,紫檀塗螺鈿金銅装舎利輦。輦とは,貴人の乗る乗り物のことで,ここでは舎利を載せている。 

けん陀穀糸袈裟・横被

 3つめはけん陀穀糸袈裟・横被(けんだこくしけさ・おうひ)。空海が師恵果から授かった袈裟。 

海賦蒔絵袈裟箱(かいぶまきえけさばこ)

最後は,その袈裟を入れた箱。

古文書3件

 弘法大師請来目録

 古文書は,1,弘法大師請来目録。2,弘法大師筆尺牘(ひっせきとく)三通。3, 後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状の3件。
 1の弘法大師請来目録は弘法大師が唐より帰朝した際に持ち帰った仏像,仏画,教典等の明細書。それぞれの品の製作経過や意義などが記述されている。
  なお,この目録は,原本ではなく原本を最澄が模写したもの。 

 弘法大師筆尺牘三通(ひっせきとく)

次に,2弘法大師筆尺牘は,空海が最澄に宛ててしたためた3通の手紙。空海の流麗な書体いわゆる飛白体が伝えられる。 

 後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状

最後に3の後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状は、後宇多天皇の書いた手紙。「宸翰」(しんかん)とは,天皇の自筆書面のこと。

書跡・典籍1件

東宝記

 東宝記とは,東寺の由来や歴史を詳細に記述した寺誌であり東寺三宝記を略したもの。
 ここに三宝とは仏法僧のことを言い,東宝記は,仏宝編,法宝編,僧宝編の3編からなる。

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