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絵画 工芸品(梵鐘・陶器類・その他) 書跡・典籍
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京都国立博物館

名称 京都国立博物館
所在地 京都市東山区茶屋町
起点駅・目安時間 京都駅・15分
経路 バス博物館三十三間堂前下車すぐ
国宝建造物 なし 
国宝仏 なし
その他の国宝 27 山越阿弥陀図他
公開 国宝の展示は不定期。
お薦め度 ★★★

京都国立博物館のこと

 三十三間堂のすぐ前。京都駅からも近いことから,時間つぶしには便利な美術館である。しかし,沢山の国宝を抱えている割には,その展示は意外と少ない。
 奈良博や東京博の平常展のように国宝仏やその他の国宝が常設展示されていないことが惜しまれる。

絵画9件

 京博は絵画部門最多の,しかも著名な絵画収蔵を誇る。

山水(せんずい)屏風

 平安時代の唐絵屏風は,主に密教寺院で灌頂儀式の際の調度として用いられたことから,呉音で山水屏風(せんずいびょうぶ)と呼ばれた。この山水屏風は平安時代唯一の遺品である。 

天橋立図

 雪舟作の天橋立図も所蔵している。
 言うまでもなく日本の3大名所の一つを描いたものであるが,その情景を写生できる峠は,付近には無いと言われており,構図的には不自然な部分が多い。また,いつ頃制作されたのかについても,争われている。 

釈迦金棺出現図

 釈迦再生の場面を描く。典拠は摩訶摩耶経(まかまやきょう)。
 釈迦の死を悲しんだ母,摩耶夫人(まやぶにん)の声を棺の中で釈迦が聞き,自ら棺を開け再生した,というもの。キリスト復活との類似性を想起させる。

病草紙(やまいそうし)

奇病やその治療法等奇談を絵巻物にしたものの一部。

餓鬼草紙

 大和絵の手法で描かれた六道絵の一つ。六道絵とは,地獄,餓鬼,畜生,阿修羅,人,天の6所をそれぞれ主題とした仏教絵画。地獄草子,餓鬼草子がその代表。

蓮池水禽図

 俵屋宗達筆。蓮池に水鳥を配した南宋画に多く観られる構図ではあるが、ここにはいわゆる「たらし込み」技法が用いられている。
 たらし込みとは、墨や絵の具が乾かない内に,その上にさらに水気の多い墨や絵の具を載せて立体感をあらわす技法のこと。俵屋宗達があみ出したと言われる。

山越阿弥陀図

阿弥陀が山を越えて往生者を迎えに来る来迎図。脇には,勢至,観音両菩薩そのほかの諸尊を従えている。 

白描絵料紙墨書金光明経

料紙に薄く源氏物語を題材とする絵が描かれその上から金光明経が墨書されたもの。

十二天像

仏教の守護神12尊を描く。

工芸品3件

古神宝類

 熊野速玉神社の摂社阿須賀神社伝来の古神宝類

太刀2口

 太刀2口。

書跡・典籍14件

芦手絵和漢朗詠抄

 藤原伊行(これゆき)筆になる和漢朗詠集の古写本。
 なお,和漢朗詠集は藤原公任の愛読、愛唱した和歌や漢詩を春、夏、秋、冬、雑とうに分類整理した約800首を収録した和漢の詩集。

日本書紀

 巻22と24の古写本。全文に室町時代に打たれた訓読点が施されていて日本書紀成立時の読み方がほぼ正確に伝えられる点でも貴重である。

日本書紀神代巻

 日本書紀の巻第一神代巻の古写本。鎌倉後期の神官、古典学者であった卜部(うらべ)兼方の書写したもの。

古今和歌集巻第十二残巻

 本阿弥光悦の愛蔵品であったことから本阿弥切と呼ばれる。小野道風筆とも言われるがその点は確証に欠ける。

一品経懐紙(いっぽんきょうかいし)

法華経は品(ほん)と呼ばれる28の章からなるが,その1品ずつを題材に詠んだ和歌を懐紙にしたためたもの。西行や寂蓮などが名を連ねる。

世説新書巻第六残巻

 後漢から東晋までの名士、偉人等の行動、言論等を逸話風に36部門に分類して劉義慶が撰述、まとめたものの唐代写本。一般には、世説新語と呼ばれる。

千手千眼陀羅尼経残巻

741年に僧玄ムが写経したもの。

金剛般若経開題残巻

弘法大師筆。能断金剛般若経の空海自筆の解説書。

万葉集巻第九残巻

「藍紙本万葉」と呼ばれる平安時代の万葉集の書写本。

手鑑藻塩草

古筆鑑定の台帳。

稿本北山抄

藤原公任筆。宮中での年中行事や近衛大将の執務作法等の有職故実に関する書。

明恵上人歌集

高山寺の明恵自選の「遣心和歌集」と弟子高信選になる154首が収められている。

新撰類林抄巻第四残巻

 唐代の詩人の作品40首が収められる。空海筆との説もあるが確証はない。

浄名玄論

 随代の嘉祥大師吉蔵が維摩経の趣旨を論述したものの写本。主に飛鳥時代に書写されたが、平安から鎌倉時代にかけて一部補足されている。

古文書1件

藤原忠通筆書状案

 忠通は保元の乱の頃関白を勤める。その後,出家し法性寺に移り,法性寺殿として親しまれる。忠通は,能筆家としても知られ,その雄渾な書体は「法性寺流」と呼ばれる。その忠通の書状案29通を一巻にしたもの。

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