国宝を訪ねて 国宝建造物編bT

願成寺

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山号・寺号 願成寺
所在地 福島県いわき市内郷白水町広畑219
最寄駅 上野駅3時間
経路・時間 常磐線いわき駅下車,3番乗り場バスあみだ堂下車徒歩5分
バスは1時間に1本ほどある。所要時間25分
国宝建造物 1 阿弥陀堂 
国宝仏等 なし
その他の国宝 なし
お勧め度 ★★★★



           浄土庭園に浮かぶ国宝阿弥陀堂

 バスを降りて長閑な田舎道を歩くと,寺が「外苑」とよぶ手入れされた公園のようなところに出る。そこから紅い欄干の橋とその先に御堂の黒い屋根が見える。

奥州藤原文化の南限

 藤原秀衡の妹が,夫の冥福を願って建てた御堂は,大きな池に囲まれるようにして佇む。南陽をうけ朱や黄金色に染まった低山を借景に,優雅に南面する阿弥陀堂の姿は,まるで西方浄土の出現を思わせるよう。
 藤原氏の勢力は,平泉から大分離れたこの地まで及んでいたのか,地名の白水は,平泉の泉の字を二つに分けたものとも言われている。
 建物は3間四方の宝形造りで屋根は,柿葺(こけらぶき)である。
 なお,内陣,外陣ともに折り上げ天井となっていて,ことに内陣天井には宝相華の文様が描かれ,その一部は堂内脇に展示されている。

栩葺・柿葺・檜皮葺

 寺の屋根は瓦葺きが主流だがその他に,栩葺(とちぶき),柿葺(こけらぶき),檜皮葺(ひわだぶき)等,木で屋根を葺いているものも多い。
 栩葺とは厚さ1〜3センチ,幅9〜15センチ,長さ60センチくらいの表札より一回り大きな板(割板)を予め造っておきそれを瓦のように並べたもの。
 柿葺は薄く矧いだ板で葺いたもので,柿の木とは関係がない。
 最後に檜皮葺はヒノキの樹皮を密に重ねて葺いたものであり,多くの建造物がこの手法を用いている。

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