国宝仏編№2

国宝を訪ねて

勝常寺

勝常寺案内

山号・寺号 瑠璃光山勝常寺
所在地 福島県河沼郡湯川村
最寄駅・目安時間 東北新幹線郡山駅・1時間30分
経路 郡山駅から磐梯線会津若松駅下車・バス停佐野から徒歩20分
国宝建造物  なし
国宝仏 薬師如来及び両脇侍像 1件3軀
その他の国宝 なし
秘仏・公開 4月から11月中旬まで公開,但し事前申請が必要

勝常寺の国宝仏

仏像名 安置場所 備考
薬師如来立像 勝常寺本堂 平安初期割矧彫刻の代表作
日光菩薩立像
月光菩薩立像

東北の代表作

 勝常寺は,弘法大師の開基とも言われる,会津三十三霊場の一つとされる古刹です。これまでに数度荒廃したと言われていますが、いずれの時も京都仁和寺の僧が中興してきました。 

薬師如来立像及び両脇侍像

 東北地方の代表的古仏、といえばここ「勝常寺薬師」,「会津の中央薬師」として親しまれている勝常寺の3軀です。
 堂々たる量感と衣紋の太い襞に流れるような動きがある中,大きめの螺髪やキリッと締まった口元に平安初期の特徴を認めることができます。
 欅材を用いた割矧技法の初期のものでその代表作とされています。
 日光,月光両菩薩は2軀を並べるとほぼ衣のひだ等は同形ですが,両手だけが2軀対称となっています。

割矧(わりはぎ)技法とは

 割矧ぎ技法とは木造の一種で,素材となる木材にある程度の外観を作成した後,材を二つに割って,中をくり抜き再び併せて外観を整えるという技法のこと。寄木造りとは別材を合わせるものである点で異なります。
 この割矧ぎ技法では,比較的小さいものしか作れませんが,重量は軽めになるので,寄木造り全盛期でも盛んに作られました。                   

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