国宝仏編№38
| 山号・山号 | 二上山当麻寺 |
| 所在地 | 奈良県葛城市当麻町 |
| 最寄駅・目安時間 | 新幹線新大阪駅から1時間30分 |
| 経路 | 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分 |
| 国宝仏 | 弥勒仏坐像 1件1軀 |
| 国宝建造物 | 3 (国宝建造物編№83) |
| その他の国宝 | 4 工芸品等(奥院を含む) (その他の国宝編№49) |
| 秘仏・公開 | 公開 |
| 仏像名 | 安置場所 | 備考 |
| 弥勒仏坐像 | 金堂 | 1軀 |
天平の香りが色濃く残る二上山南東山裾に広がる寺。
むかしこの辺りを支配していた当麻氏の氏寺とされますが,現在では,中将姫伝説とそれにまつわる綴織当麻曼荼羅図,及びボタンの寺として知られています。
なお,この曼荼羅図は本堂の本尊です。
本堂の少し手前の高い石の基壇の上に桁行五間,梁間四間の金堂が建っています。この堂の本尊が国宝弥勒仏坐像であり,金堂須弥壇の中央宣字座の上に結跏趺座して座っています。
その両脇には多くの脇侍が所狭しと並び圧倒的迫力,というより威圧感を与えるほどの迫力で迎えてくれます。怖いような,有難いような不思議な雰囲気です。
国宝弥勒仏坐像は,塑造の特性である量感を活かした造りになっていて,ことにまるまるとした張りのある顔や盛り上がる胸は重量感,立体感にとんでいます。しかし,塑造の弱点としての脆さのため螺髪の多くが剥落し,また臂から先等各所に後補がみられます。
塑像の現存する最古の作品で,まごうかたなき白鳳仏の傑作の一つです。
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