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永青文庫

名称 永青文庫
所在地 東京都文京区目白台
起点駅・目安時間 東京駅・45分
経路 JR目白駅・乗換・バス椿山荘前下車・徒歩5分
国宝建造物 なし 
国宝仏 なし
その他の国宝 8 時雨螺鈿鞍他
公開 国宝の展示は不定期。
お薦め度 ★★★


   

永青文庫のこと

 足利氏の時代に名をなした管領細川藤孝に始まる細川家は,その後、下克上、戦国時代を生き延び,江戸時代に小倉藩,熊本藩を治め現在に至る。
 この細川家伝来の至宝と先代が収集した古美術品がこの文庫の主な収蔵品である。文庫の理事長は18代当主細川護熙(元79代首相)。現在は神奈川県湯河原町にて陶芸を主として書画等に天賦の才能を開花し活動中。

椿山荘前

 目白駅からバスに乗り椿山荘前で降りる。通りを渡り住宅街に入ってゆくと5分ほどで右手に深い木立に囲まれた大學の一部を思わせる一角が現れる。ちょうど椿山荘の西側あたりだ。標識があるので目的地と分かるが、ためらいがちに中に入る。奥に昭和の初め頃の大学の研究室を思わせる三階建ての建物がある。その手前にはアネックスのような2階建ての建物もある。いずれも都会の真ん中には不自然な古色を得ている。
 細川家の古美術品を保存,展示する永青文庫がここである。
 整然とした敷地内に瀟洒な建物を持つ美術館を多く目にしている者には,落ち葉や朽ちた枝などが散乱した荒れるに任せるといった風情すら感ぜられるここは,意外な感じがする。
 建物の外観からも耐用年数を大分経過していることが見て取れる。白塗りの泰然とした建物にはツタと木漏れ日が馴染んでいる。見学者はおろか管理人も居ないのでは,そうか今日は閉館日か等と案じながら恐る恐る中を覗き込む。意外にも受付とその奥に事務室らしき一部屋があり中には5名ほどの人が忙しそうに事務をとっている。何かご用でしょうかと尋ねられそうな気配すら漂っている。
 逡巡してあたりを見回していると、常連らしき見学者が一人入館したのを機に続いて入館する。

永青文庫の国宝

 ここ永青文庫は国宝8件を所蔵しているが、その多くは刀や鞍などであることから,細川家伝来の甲冑や武具の収集保存を中心とする美術館と思われた。しかし、今回、展示品や所蔵目録に眼を通してみたら、全くの思い違いであることが判明した。
 むしろ武具などは一部にとどまり、収蔵品の多くは大名家において収集していた古美術品や日頃使用していた優品、その他藩主らが収集した学術関係品等であったり,自らの研究成果,様々な自伝的記録等からなる膨大な資料も含まれる。
 代々学問好きな家系であることがうかがえる。昭和天皇の海洋生物の研究と似た類のそれである。

工芸品6件

時雨螺鈿鞍

鎌倉時代の優品。

柏木兎螺鈿鞍(かしわにみみずくらでんくら)

 海有鞍と呼ばれる形式の鞍。
 鞍は大きく前輪(まえわ),後輪(しずわ)とそれをつなぐ胴体部分からなるが海有鞍は前輪,後輪の外側の膨らみに海と呼ばれる部分と磯と呼ばれる部分の区分がある鞍のことを言う。
 この鞍の海は深く磯の高い点に特徴がある。夜光貝の柏の木の枝に木菟が止まる図柄も斬新で精緻である。

                  

工芸品短刀等4件

短刀2口と太刀,刀1口ずつ計4口。

考古資料2件

金彩鳥獣雲文銅盤

鋳銅製の水器。

金銀錯狩猟文鏡

中国河南省の古墓から出土した青銅鏡。

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